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2012.03.26 妙義山 [山登り]

妙義山 1104m(群馬県富岡市)


またまたお久なおでかけ。
元旦以来の山行。
なにかと忙しかった冬も落ち着き、やっとふらふらとする機会が出来たところです。
今回は以前から気になっていた妙義山です。
あんまり高い山だと雪とか残っていて危なそうだし、何より体力が心配。。。
お気軽に回れるくらいがちょうどいい。

朝は寝坊気味で出発、関越でビューンと飛ばして富岡JCTを上信越道へ入り松井田妙義ICを降り左折。
突き当たりを右に曲がると左手に道の駅『みょうぎ』に到着。

寒い。。。
上信越に入った辺りからグッと気温が下がり、山に来た感じがしました。
道の駅に駐車して準備始めたら、なんと雪がちらちら降ってきました。
それ程がっつり降り始めるわけじゃなかったのが幸い

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でん!!
と佇む妙義山。あのごつごつ具合がすごい!

寒い寒いとぶつぶつ言いながら、ライディングスタイルから登山装備へ着替える。
っても、ジャケットとヒートテックとオーバーパンツを脱ぐだけ。
登山靴は丈夫なんでライディングシューズの代り、あとはゴアのウィンブレを着てザック背負えば完成!

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よくみると、中腹辺りに大の字
近くまで行けるようですが今回はパスする予定。

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都内から大型二輪でびゅ〜〜んと行けば1時間半ほど。
行動範囲が広がるのでやっぱり免許とってよかった!

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ロウバイ?が満開!
ロウバイにも種類があるのかな。。。
もっと黄色くて丸るかったような。

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道の駅『みょうぎ』はそこそこ広いし、トイレもあるし、登山口にも近いし!
登山の起点としては文句なし!

早速、雪のちらつく中を歩き始めます。
すぐに妙義神社の入口に到着。

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立派な鳥居。
ここをくぐり、坂を登ると

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奇麗な山門が姿を現す。
なかなか雰囲気がいい場所です。

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第二の鳥居。
雰囲気がいいってよりか神聖な空気が漂う。
さらに先の階段の上に本殿が見えるけど。。。

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鳥居の右側には装飾がとても奇麗な建物。これを見に来るだけでもいいな。

更に上には本殿があるのですが、悪天候の影響で通行止め。
残念。

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本殿への階段の右側には上級コースの登山口があります。
ここを登れば、あの岩山のゴツゴツした危険な稜線を進むことになります。
ま〜、こちらは次回かな〜
つーか、今後も行かないかな〜
死にたくないしね。

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で、今回歩くことになる中級コースの登山口はどこだ????
地図をみると本殿の脇から道が伸びてる。
でも、本殿までの階段は通行止め。。。

どうする?

もしやこのまま退散。。。

よ〜く、地図見ると神社の参道の途中から西へ行ったところにも登山口がありそう。
神社を後にしてそこを目指します。

なんと神社の石垣の下にも駐車場があった。
ここに停めてもよかったかも

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”中間道”
これが今回通る道です。
即席に作ったような道標がありました。
安堵。
この道の右手側にも無料駐車場がありました。

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徐々に晴れて来て雪もすっかり止み。
絶好の山行日和になってきました!

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上級コースはキケンマークだらけ。。。
アプダウンも激しそう。。。

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神社から5分ほどで登山口に到着。
イラスト付きの熊注意の看板に少しビビる。。。
特に平日の人気の少ない日、さらにクマ用のスズは持ってないし。。。
まだ、冬眠してることを願う。

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少し登ると神社本殿からの道との合流地点に到着。
そちらへはやはり行き止まり。

登山カード入れのところにしっかり地図が入っていた!
結構、こういうのって無くなってるもんなんだけど、せっかくなんで1枚頂戴した。
先ほどの大きな看板マップと同じデザインのものです。

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ふれあいの道ね〜
石門までに出会った人は2人でした。
さすが平日!

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そこそこ整備されていて心地いい山道。
久々の山の空気を沢山吸い込んで、気分がいい

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温かくなって来たのでどんどん新しい葉が伸びて来てますね〜

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大の字への分岐。
今回はスタートが遅かったのでやっぱり予定通りパス。

コレだけみると秋みたいだな。

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この先っぽが第一見晴。

つーか、大して登ってないので眺めは期待薄。。。

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金鶏山がばっちり見えます。
のこぎりみたい。
刃の上はよほどの物好きしか行かないんじゃないか???
後で分かるのですが、入山禁止でした。

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ちょっと休憩するには良い眺めでした。

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看板ないと分からないよな。逆側からしかわからない。

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秋の、、、、じゃなくて
初春の山をてくてくと進んでいきます。

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大黒の滝です。
う〜ン、ちょろちょろ。。。。
ホントはもっと迫力があるのかな?

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もうすぐ山頂です。

って言いたくなるようなアングル。
登りは息が上がる位の、登ってる感があります。

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20分ほどで第二見晴です。
急斜面を登ると
さっきの第一とさほどかわらない眺めが待ってます。。。

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速攻で斜面を戻って、先へ進みます。

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青空が春らしくて、山登りの心地よさをいっそうもり立てます。

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ここら辺の岩は赤みを帯びています。
鉄分が多いのか?

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これは、人がいないと分かり辛いな。。。
左上へむかって岩の屋根の下を進んでいく道になってます。


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こんな感じの場所です。
アスレチック的で少し探検気分。

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この鬱蒼としたタルワキ沢コースを進んでいくと危険な稜線へと続いてるみたいです。

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ニラみたいな野草がところどころに生えていました。
レバーと炒めたくなりますね〜

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岩山らしい道です。
たぶんここで地震なんて起きたら、もう諦めますね。

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ぼろぼろ。
でも、風情あっていいな。

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崩壊した鉄橋。
よくあることですね。

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中間地点の本読みの僧。
自然にできた造形のようですが、おもしろい。
ホントに本を読んでる見たいです。

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たまに、岩に黄色で道標があります。

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登ったと思ったら軽く下り、また登り、、、また下るの??ってくらい微妙なアップダウンを繰返します。
先ほどの本読みの僧は正確には中間ではなかったみたいです。

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上を見上げるとつららが
解けて落ちて来たら危ない。。。

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しっかりとしたあずまやに到着。
このコースは特に山頂たる場所を通過するわけじゃないので、ココで昼食タイムにしました。

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お湯湧かして、お手軽にカップラーメンでランチ。
晴れているけど、風は冷たいので、麺とホットティーは暖まる〜

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腹も満たされたので出発!
山腹をくねくねと行きます。

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道標があるのに。、木にもペイントで道標とは。。。

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オブジェのような岩がチッラと見える。

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本日の相棒のザック。
やっぱりこのサイズはなにかと使いやすい。
38lの割には一泊分のテントも入っちゃうし。
でも、ついついいろいろ入れたくなるのが困るところですね。

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長い鉄の階段を登り、岩の下をくぐり先へと進む。

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芸術的なつらら
所々にあるので落ちて来ないかちょっと怖い。

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小鳥発見!
もっと寄りたいけど限界。。。
真ん中にいるけどわかるかな?

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残雪。。。
ここからしばらく解けかかった雪のある道が続きます。
しかも、道幅せまいので慎重に歩みを進めていきます。

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あと1kmくらいか

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ちょっと歩くと大砲岩への分岐

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鎖を下り、また鎖を登ると

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”てんぐの評定”からの眺めはなかなかです!
うっすら見えるのは赤城かな。。。
違ってたらすいません。

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向かい側には大砲岩

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ゆるぎ岩

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いまにも落ちそうな岩

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岩の上に松。
なんたる生命力!


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荒船山は特徴的!

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にょきにょき岩が生えている、変な山です。
大きいのは第二石門

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第四石門
人がいるのでスケールがわかりやすい!
これは振り返り様の撮影です。

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分岐を第三石門方面へ

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第三石門
こちらはくぐって先へは行けません。
Uターンして先ほどの分岐を入口方面へ行きます。

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石で組まれた階段をどんどん下っていきます。

第二石門へは鎖を登っていきます。
少し危険なコースなので、ココを通らずに下れるルートもあります。

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真下から

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たてばり?
これは第二石門の別名?

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第一石門
大き過ぎてファインダーに収まらず。。。

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第二石門の分岐からの合流地点。
入口へと下っていきます。

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ココが石門経由の登山口です。
道路を先へと行くと町営の大きな駐車場と中の岳神社へ行けます。

神社も気になったけど、お得意のパスです!

ココからは舗装されたワインディングを徒歩で『みょうぎ』へ戻ります。

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筆頭岩。

とぼとぼ下っていると後ろからツーリング中のバイクの音が。。。
振り向くと、BMWの赤のRのうしろからクラウザードマーニが!!!
まさか実物のドマーニを見られるとは。。。
ちょっと興奮しながら歩いていたら、金鶏山の巻き道をショートカットする分岐を通り過ぎてしまった。。。

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ついでに、岩にベトッと乗っかった木に気をとられ。。。
大分進んだところで、通り過ぎたことに気付く。

戻ろと思ったけど、最初に入手したイラストの地図をみたらこのまま舗装道を通ってもそんな違わなそうだったので県道196号をそのまま下ることに。
コレが辛い道のりの始まりでした。

15分程歩いたところで様子がおかしいのに気付く。
イラストの地図って縮尺は正しいのか?

心配になってiPhoneでMapを開いたら。。。
かなりの遠回りであったことを確認。

15分で澄む道のりを約1時間かけてひたすら歩いてしまった。。。
ちゃんと確認すれば良かった
はぁ〜

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妙義山が笑ってるよ。。。

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猿にも、なにこんなとこ歩いてるんだよって言われそう。

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屋久島の猿と違って、人に脅されて来たのか、すぐに逃げてしまいます。
30匹くらいのむれで行動してました。

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バイクで走ったら快適そうなワインディング!
時速3〜4km/hでいくつものカーブを”歩く”
下り坂なんである意味心地いい。。。

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やっと、ショートカットの出口に到着。
3〜4倍の時間がかかったのは想定外。
地図はちゃんとみて、ルート確認しないとな〜と改めて思いました。

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最初の登山口を横目に道の駅を目指します。

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ふ〜
やっと駐車場に到着。
紅茶で一休憩して
今度はライディングスタイルし変身!!

帰りは松井田妙義ICではなく下仁田方面を回ってツーリングして帰ることにしました。
先ほど苦労して歩いて来た県道196号、別名”妙義紅葉ライン”または”上毛三山パノラマ街道”をモノの数分で逆走〜〜〜〜〜!!
あぁ〜ちょ〜気持ちいい。
約17km。
程よいカーブにガラガラの道。
春には桜のトンネルに秋には紅葉がに囲まれて、結構お薦めな道かも。
ただ、凍結時の滑り止めの為に砂が所々カーブのところに撒かれてるので要注意!!!

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午後4時半。サービスエリアではまもなく夕暮れ。
大分日が伸びて、遊ぶ時間が増えるのがうれしい!

おしまい



道の駅”みょうぎ” 10:44 妙義神社 10:49 登山口 11:05 第一見晴 11:18 第二見晴 11:39 本読み僧 11:59 あずまや 12:13(休憩30分) てんぐの評定 13:28 第4石門 13:42 石門 13:46 石門側登山口 14:05 道の駅”みょうぎ” 15:23



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Umi-Bozu

妙義山、厳しい岩場が点在しなかなか難易度の高い山域だそうですね。この方面の山もいくつか登ってみたいところがありますが、行きたいところばかりで計画が立ちません(笑) すでにGW、どこに行こうか迷ってます。
あ、それから気の強い(若いオスの)サルはメンチを切ると襲ってきます。弱そうに見えてもできるだけ視線は外してください。
by Umi-Bozu (2012-04-06 17:24) 

spinyworld

Umi-Bozuさん
さすがにあの岩場は気が引けます。。。確かにこの辺りの山は面白そうですね!GW辺りのレポート楽しみにしてます。
猿にカメラ向けるのもあまり良くなかったのかもしれません、向こうとしては狙われてるなんて思ったかも。野生の動物には気をつけないと行けませんね。
by spinyworld (2012-04-06 19:21) 

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2012.01.01 御岳山2012.04.07 目黒川 ブログトップ

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