2011.11.28 越前岳 [山登り]
越前岳(愛鷹山)1504m (静岡県富士市)
またもやお気軽登山です。
そして、またもツーリング込みの日帰り旅行。
前日までは奇麗な秋晴れ?冬晴れ?だったのに、当日に限って曇り。。。
1週間前から天気予報とにらめっこしていたので分かってはいたので、
いわゆる絶景ってやつは既に諦めての出発でした。
今回のテーマはズバリ富士山!!!
夏に去年に続き2度目の登頂をしてみようと思っていたものの、いつの間にか夏も終わり、、、
オフシーズンに登るのもどんなもんだか
そんなこんな結局登れなく冬手前。
そして、登ることは諦めて一周してやろうって思いつき東西南北からの眺めを写真に納めて満足することにしました。
久々の東名でのお出かけ
奇麗になりつつ有るけど、
足利SAは改装中。
早速、早朝の東からの富士山です。
パネルのせいでいまいちな絵です。
そんで、思いっきり曇りなんで映えないです。
ちょっと雪かぶってる感じがそれらしいくらいかな。
快調にハイウェイを走り抜け、裾野ICを降りて西へ進み24号へ入ります。
途中から469号へ入り、快適にドライブをしていたらいつの間にかサファリパークを過ぎてすぐに十里木高原駐車場が左手に。
目印はトイレと駐車場かな。。。こちら側から行くと高原の看板が裏なんですよね。
30台くらい停められる広い奇麗な駐車場で安心して駐車。
そして、目の前に青い富士山がばっちり見えます。
これで、南からのショットはOKなんですが。
折角なので愛鷹山の最高峰の越前岳に登ります。
ここは旧500円札の富士山の図案の写真が取られたスポットが有るんです!!
つまりは、富士山の素敵な眺めがそこに有るってことです。
期待を胸に準備を整えます。
う〜ん、でもこの曇り。
頑張れ太陽!!!
手作り感たっぷりの登山口の標識
なんかいい感じですね。
ちなみに登山口はこの駐車場です!
すぐ横に看板でお薦めコースをご丁寧に表示してくれてます。
そうそう、まさにこのコースを行きます!
あ、でも今回のコースはこれにプラスαがあります。
すすきに囲まれたゆるい階段を登って行きます
とても秋らし過ぎてとてもいい。
で、富士山!!
ちょっと登っただけで眺めが変わります。
一面ススキ!!!
いいですね〜
また、富士山!!
今度はすすきと一緒に!
階段が終わると、少し傾斜がつきベージュの絨毯の上を登って行きます。
先に見えるのは電波塔で、最初のチェックポイントです。
たらたら登っていると少し山らしい感じになります。
で、すぐに開けて展望台に到着。
すこし高い台が組まれていて、いかにも登ってみて下さいってかんじにワクワクします!
どんな眺めが待ってるのか。。。
ど〜〜〜ん!!
富士山の裾が広がっている様子がなんとも圧巻
堂々たる佇まいがなんとも素敵です!
もうこれで満足しちゃいそうです。
いやいや、今日の目的の半分は山登りなんで、
楽する訳には行きません。
だって、まだ高度100mも登ってないので。。。
ズームして宝永山。
斑点みたいなのは雪かな?
さらに進むと先ほどのチェックポイントの電波塔に到着。
ささの間を抜けると、前方に第二電波塔が見えて来ます。
上だけ。
第二チェックポイント。
ここを過ぎると、本格的に山らしい雰囲気が一気に広がります。
残念なのは階段がガタガタなこと。
こればっかりは自然現象なので致し方ないですね。
コマメに整備しないと荒れる一方ですね。
こちらも手作りな道標。
そして、また開けたところに休憩所はあります、テーブルとベンチがあり頂上まで行かない人にとってはいいランチスポットです!
もちろん、ここから富士山もばっちり見えます。
個人的にはこの山の雰囲気は好きな方です
裏山探検的な感じなんですね。
ただ、道が荒れてるのがね。。。
山道は単純に南下して行くだけなので迷うことはないと思います。
途中から熊笹エリアになります。
ん!?そーいや、熊の心配を忘れていました。
鈴付けて来てないし。。。
出会った時はその時だ。。。なんとかなるかな???
くねくねと伸びる枝が印象的な大木
もうつぼみが付き、春に向けて生きてますね。
あと20分で頂上!?
あっと言う間ですね。
星形の苔ではないけど、苔を見つけると安心感があります。
苔フェチか??
羽毛みたいだ。
なんだかわからないけど。
倒れかかってるのは気にせず
この看板デザイン好きだな〜
苔だらけの倒木。
先が猫みたい。
ど〜ん!と駿河湾です!
早くも頂上に到着してしまいました。
曇っていても見えるのでありではないでしょうか?
富士市の街が一望できるし。
気持ちがいい!
伊豆半島の西側もちょろっと見えます。
これは南アルプスかな。。。
多分。。。
晴れていたらもっと奇麗に見えるんだろうなと妄想。
頂上から富士山。
頭だけで微妙ですよね。
??
1504m?
1507m?
二つの看板の標高が違うぞ。いいのか?
一応、二等三角点。
ご機嫌なお地蔵さん。
最近、設置した感じですね。
で、富士山の眺めが悪いのでこの頂上から東へ進んで行きます。
目指すは富士のビューポイントです。
ここからは下りです。
結構、ごちゃごちゃした道で一汗かきますね。
ちゃんと道標があります。
面白い形と色の植物発見!
そして、15分程で到着!
枯れ木が額の様に周囲が切り取られ、富士山の裾が広がる様子が際立ちます。
これが、旧500円札の図案です。
でも、空は灰色気味だしこんなもんかと。。。
先着していた還暦くらいの気のいいお父さん曰く
前日まで晴れていたけど頂上が雲に隠れて、こんなにばっちりシルエットが見えなかったらしい。
実は、今日来たのはラッキーだったみたいです!
その方は、地元の人の様で健康の為に去年から登山を始め、北海道の百名山登り、東北周り、去年200日登山してたとか。。。
スゲー元気!!
しばらく話し込んで、自由人的な雰囲気が有る方で素敵でした!
そして、笠取山がいいって話で一致!!
改めてお薦めな山です!
お腹がすいたのでここでお昼の予定でしたが、落ち着いて食べられるスペースがなかったので、さっきの頂上に戻ることに。
戻る途中にもこんな眺めの場所も有ります。
これは!!
熊の爪痕?
越前岳の頂上に戻り適当な場所で駿河湾を眺めながら昼食。
メニューは前回の登山とほぼ同じ。。。
カップラーメン(今回はグレードアップで日新)、トマト、魚肉ソウセージ。
冬は寒いからこれくらい簡単なメーニューがちょうどいい。
サクッと完食して下山開始。
下りは富士山を見ながら。
っても、見ていたら転けます。
なんで、たまにチラ見しながら下山。
何度見ても飽きないな〜
保護区のわりには鳥の鳴き声も、獣も現れず。。。
静かな静岡県。。。
剣ケ峰の最後の登りはやっぱり急だな〜
200mmじゃ人の姿は分からないや、残念。
つーか、上まで行かなくてもいい眺めだったかも、
なんて今更。
でも、もう登っちゃったしいいか。
ここから、観測してるみたいです。
やっぱ、こからで充分ですよね。
最後の下り階段。
行きのすすきの道は巻き道で、こちらは直登する道です。
結構急な道なんで、帰り専用ですね。
駐車場に付いたら、富士見台で会ったおとうさんが車で帰りの支度中。
山巡りするにはちょうどいいモビリオに乗っていました。
気軽な登山にはありだな〜なんて思いました。車泊も快適そうだし。
最後に「またどこかで」って挨拶したけど、ホントにまた会いそうな感じです。
補足として駐車場にはトイレと水場があります。
かなり快適な登山口ですね!
おしまい
十里木高原駐車場 9:25 展望台 9:40 笹峰(ベンチ) 9:58 越前岳 10:47 - 11:08 富士見台 11:29 - 11:47 越前岳(昼食) 12:14 十里木高原駐車場 13:05
ここからはおまけ。
西側より
道の駅「朝霧高原」
寒いのにアイスクリーム!
美味い!!!
けど体がしっかり冷えました。
でも、サーモスの山専ボトルの熱々の紅茶で復活!!!
冬は山専ボトルがかなり重宝します。
800mlと大きく少し重いけど、半日は熱々の飲み物を飲めるので手放せないです。
北側は
道の駅「なるさわ」より
三角の富士山は見慣れないので新鮮です。
おいしい湧き水が汲めます。
ナルゲンに詰めてお持ち帰り。
帰ってから水割りにしよ!
殺菌処理などしてないので日持ちはしないので注意とのことです。
河口湖畔から北東の眺め。
こちら側は頂上の雪が多めですね。
この後、気になっていたうどん屋「渡辺手打ちうどん」を探し富士吉田を徘徊。
見つけたら閉店
が〜〜〜ん!
11〜14時までの営業だったようです。
すでに16時過ぎ。
ソフトクリーム食べて一喜一憂してる時には閉店してたんですね。
あきらめて、山中湖を目指す。
最後に東からの富士山!
正確には東北東かな〜
17時近くはもうあたりは真っ暗。
青い富士山をなんとか納められてよかった〜
これで、富士山330°の旅の目的は完了です。
で、振り返ると「小作」
そうです、どうしてもうどんをあきらめられなくて山中湖畔を回ってると見つけちゃいました!
今日はほうとうで我慢してやるかってな感じで入店。
走り回って腹もへり、体も冷えているところに「豚肉のほうとう」です。
しかも、1人前にしては大量の鍋いっぱいほうとうは美味くない訳がない!
大降りのカボチャもうまいうまい。
ぽかぽかです。。。
心も体も満足したらあとは寝るだけです。
と、いきたいところですが、会社から明日の仕事の電話が鳴る。
これは帰らなきゃいけません。
そして、今回の旅の最後の仕上げは「道志道」です。
山中湖の東より相模湖方面へ伸びている快適ロードです。
良い道だってうわさは聞いていたものの今回が初走行!
しかも夜!
どんなもんかいって思いながら走り始め
途中、のろのろトラックに捕まるも、先導の快走する車にくっ付いていきながら快適に相模湖に到着。
今度は昼間に走りたいな。
あとは相模湖ICから高速で東京へ
お腹いっぱいの旅でした。
おわり。
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